ビデオ編集用の格安デスクトップを作る

大町市の市民活動への補助金「ひとがかがやく町づくり事業補助金」から助成してもらって大町市の良いところをウェブで紹介する野良猫情報局の活動を仲間と一緒に令和二年度より開始しましたが。YouTubeで動画を利用しての情報発信も事業の柱の一つです。ところが、動画編集を始めてみて分かったのですが、要求されるパソコンのスペックが予想よりも過大で、手持ちの機械だと、変換作業に膨大な時間が必要なことが分かりました。

とくに Insta360 One R という360度撮影が可能なアクションカムでは、360度で撮影した映像から普通の平面のフルHDビデオに書き出すのに、ひと晩まるまる掛かるような状態でした。チームカイザーさんに協力してもらって撮影したサイクリングコース紹介のムービーは1本が1時間を超えるため、編集が間に合わないまま、素材だけが貯まっていく状態でした。

時節的には Apple Sillicon 搭載の M1 Mac シリーズが発表されて、その高性能&低価格でネット上は大盛り上がりですが、動画用に16MBメモリと1TBストレージにすると、15万円を超えてしまいます。Mac派の自分でも、さすがにこれは厳しい。更に1年のうちに性能を大幅に上げたミドルクラスのMacが出ることは容易に想像できるため、今回は予算をギリギリまで落として、Windowsマシンを用意することにしました。

ビデオでは Nvidia のグラフィックボードがパフォーマンスに直結するのですが、性能が良いボードだと、ボードだけで安いパソコンが買えてしまうほどの値段です。動画編集ソフト DaVinci Resolve にしても、動画の高解像度変換ソフト Topaz Video Enhance AI にしても Nvidia 推奨です。ボードを新たに買うとしても、型落ちでも2万くらいするかな…と悩んでいたところ、息子が新しいグラフィックボードを買って、Nvidia GTX1060 6GB が余ったとの知らせ。これを譲り受けて、中古のパソコンに入れれば、何とかなりそう!

で、機種選定を開始。このグラボは大きいので、小さいケースのパソコンには入りません。いろいろ探して、以下が良さそうだったので、注文します。どの程度、動いてくれるかは後日、改めて報告します。

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実験です